説教:「主の山に備えあり」
Words:今週のみ言葉(聖書朗読箇所)から
◆創世記22:2「神は命じられた。『あなたの息子、あなたの愛する独り子イサクを連れて、モリヤの地に行きなさい。わたしが命じる山の一つに登り、彼を焼き尽くす献げ物としてささげなさい。』」
創世記12章から始まったアブラハムの物語,シリーズとして礼拝で取りあげるのは今日が最後です。今,アブラハムの年齢はおよそ110歳。12章に登場したときは75歳でしたから35年もの年月が流れています。何故神様は「息子をささげなさい」という残酷な命令をアブラハムにくだしたのか?ヒントの一つはその歳月のうちにあります。
◆創世記22:14「アブラハムはその場所をヤーウェ・イルエと名付けた。そこで、人々は今日でも『主の山に、備えあり』と言っている。」 今日のテーマは「主の山に備えあり」。神様が献げものを備えて下さるという意味です。「主の山」は,アブラハムが息子イサクを献げようとした山を指しますが,神様が備えられたのは彼らのためだけではなく,私達のためでもあります。なんと神様ご自身が独り子イエス様を備えて与えて下さる場所,それが主の山だったのです。

コロナウィルス感染の危険に加えて,熱中症になってしまう夏の間,ご家庭で主日の礼拝を守れるよう再び「家庭礼拝の手引き」を配布することになりました。会堂での礼拝も開いています。ご事情やご体調と相談しながらご選択下さい。
私たちになくてはならない絆はキリスト・イエス様のみ。そのことを喜び,感謝しましょう!
「…あなたがたが、この山でもエルサレムでもない所で、父を礼拝する時が来る。…まことの礼拝をする者たちが、霊と真理をもって父を礼拝する時が来る。今がその時である。」(ヨハネ4:21, 23から)
礼拝プログラムは,次の「礼拝プログラム」タブをクリックして下さい。このプログラムに沿って,賛美を献げ,祈り,聖書を読みましょう。宣教の部分は下記の説教を読みましょう。
*「ダウンロード」タブからは,印刷用「家庭礼拝の手引き(説教付)」ファイルをダウンロードできます。
聖 書1 旧約聖書 創世記22章1~8節
賛 美 新生 59 父の神よ 汝がまこと
又は 新生301 いかなる恵みぞ
個々の祈り *自由にお祈りを献げましょう
主の祈り
聖 書2 旧約聖書 創世記22章9~18節
宣 教 「主の山に備えあり」
献げもの 新生 658 このささげものを(B)
又は 新生 51 かみさまありがとう *賛美の後に,感謝の献げものとお祈りを献げましょう
賛 美 新生讃美歌 674 父 み子 聖霊の
黙 祷
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