4月25日(日)の礼拝


説教:「執り成し,祈って下さる主」


Words今週のみ言葉(聖書朗読箇所)から

ルカ11:1「イエスはある所で祈っておられた。祈りが終わると、弟子の一人がイエスに、『主よ、ヨハネが弟子たちに教えたように、わたしたちにも祈りを教えてください』と言った。」
 コロナウィルス禍を機に,私達の教会もやむなくオンラインで集会をするようになりましたが,それを通してもたらされた恵みが幾つかあります。その一つは,居住地を問わず祈祷会に参加して下さる方が増え,毎週共に祈り合えるようになったことです(以前は隔週でした)。「祈りを教えてください」と弟子の一人が主にお願いをしました。祈っておられるのを傍らで聞いているうちに,その祈りの世界に魅せられてしまったのでしょう。貧しい私達の心が,それでも天上の豊かさに触れることができる時,それが祈りです。 

ローマ8:34「だれがわたしたちを罪に定めることができましょう。死んだ方、否、むしろ、復活させられた方であるキリスト・イエスが、神の右に座っていて、わたしたちのために執り成してくださるのです。」
 他の人々のために祈ることを「執り成し」と言います。この箇所には,執り成しをなさる方が複数出てきます。聖霊,そしてイエス様です。執り成しを聞いておられるのは御父です。三位一体の神様は,いつもご自身の中で祈りの交わりを続けておられます。だから私達も共に祈り合います。父,子,聖霊の喜び溢れる交わりの一端に私達も交えていただく,それが執り成しです。


*聖書は特に断りがない限り、全て新共同訳聖書(©1987 日本聖書協会)から引用しています。
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