3月14日(日)の礼拝


説教:「神の愛」


Words今週のみ言葉(聖書朗読箇所)から

民数記21:4b-5「しかし、民は途中で耐えきれなくなって、神とモーセに逆らって言った。『なぜ、我々をエジプトから導き上ったのですか。荒れ野で死なせるためですか。パンも水もなく、こんな粗末な食物では、気力もうせてしまいます。』」
 バプテスマを受けられたイエス様は,荒野に独り入っていかれ,そこで飢えや誘惑を耐え忍ぶ40日間を過ごされました。それは海の底を通ってエジプトから逃れ出たイスラエルの民が,次に体験させられた荒野の40年間を,人となられた主が自ら体験される出来事でもありました。荒野は人生の苦難や誘惑が凝縮された所,心の中にあるものが否応なく露わにされる所です。民数記の記録は,今日の私達をも含めた人間の心を鮮明に映し出す鏡となっています。 

ヨハネ3:14-15「そして、モーセが荒れ野で蛇を上げたように、人の子も上げられねばならない。それは、信じる者が皆、人の子によって永遠の命を得るためである。」
 人を誘惑した蛇は,神に呪われた存在となりました(創世記3章)。人となられた神の御子は,人間の罪が招いた呪いの全てを背負われました。誰もがその姿を見上げることができるように掲げられた場所,それが十字架です。


*聖書は特に断りがない限り、全て新共同訳聖書(©1987 日本聖書協会)から引用してい
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