説教:「詩編と賛歌と」
Words:今週のみ言葉(聖書朗読箇所)から
◆ルカ2:49「すると、イエスは(母に)言われた。『どうしてわたしを捜したのですか。わたしが自分の父の家にいるのは当たり前だということを、知らなかったのですか。』」
今日はイエス様の誕生を祝うクリスマスが終わって最初に迎える主日。聖書日課の福音書箇所には少年イエスの登場場面が割り当てられています。イエス様が育ったのは神殿の街エルサレムから遠く離れた小さな村ナザレ。でも幼少時から礼拝の場である神殿に対する深い繋がりを心に抱いておられた事が,今日の箇所からわかります。
◆コロサイ3:16「キリストの言葉があなたがたの内に豊かに宿るようにしなさい。知恵を尽くして互いに教え、諭し合い、詩編と賛歌と霊的な歌により、感謝して心から神をほめたたえなさい。」
原文の構文からいうと,3章16節は「詩編と賛歌と霊的な歌により,互いに教え,諭し合い…なさい」と訳した方が良さそうです。するとこの節はどういう意味になるでしょう?礼拝で皆と一緒に心から賛美する事によって私達は神様の事を学び,成長していけると言う事です。聖書の朗読,説教,賛美,礼拝の全てが霊的成長の糧となります。礼拝はクリスチャン生活全ての基盤です。
*聖書は特に断りがない限り、全て新共同訳聖書(©1987 日本聖書協会)から引用して
