説教:「からだとなった神」
Words:今週のみ言葉(聖書朗読箇所)から
◆詩編146:2「命のある限り、わたしは主を賛美し、長らえる限り、わたしの神にほめ歌をうたおう。」
「命ある限り」とは,「命において」あるいは「生きる営みにおいて」とも訳せます。私が生きることそのものが神様への賛美になるように,という意味です。神様が私たちを創り,生かしておられます。であれば,私たちが生きていることそのものが神様の力,奇跡,愛の表現であることになります。本人が自覚していなくともです。自覚しなくても神様の栄光を表しているのだったら,自覚して生きることの素晴らしさはいかほどでしょうか?主を賛美しましょう。
◆フィリピ2:6「キリストは、神の身分でありながら、神と等しい者であることに固執しようとは思わず…」
今朝はカンボジア国で宣教師として奉仕されている嶋田和幸先生がみ言葉を取り次いで下さいます。10月23日はパリ和平協定締結(カンボジア内戦終結)30周年でした。4人に1人もの人々が亡くなったとも言われる惨劇(統計が不明で正確な数字はわからないそうです)を経,新たな国づくりのために今日まで汗を流して来られた人々,その苦労には想像を絶するものがあります。そんな人々の間で蒔かれているイエス様の福音に,私たちも耳を傾けましょう。
*聖書は特に断りがない限り、全て新共同訳聖書(©1987 日本聖書協会)から引用しています。
