10月18日(日)の礼拝


説教:「愛と福音」


Words今週のみ言葉(聖書朗読箇所)から

使徒16:30-31…『先生方、救われるためにはどうすべきでしょうか。』二人は言った。『主イエスを信じなさい。そうすれば、あなたも家族も救われます。』」
 使徒パウロ一行がフィリピの町で福音伝道した時のできごとを,週毎に読み進めています。この時から始まったフィリピ教会の人々にあててパウロがしたためた手紙が「フィリピの信徒への手紙」です。共通した思い出を持つパウロとフィリピ教会の人々――それぞれの心に行き来する思いをあれこれ想像しながら,手紙を読んでいきましょう。

フィリピ(ピリピ)1:18「だが、それがなんであろう。口実であれ、真実であれ、とにかく、キリストが告げ知らされているのですから、わたしはそれを喜んでいます。これからも喜びます。」 
 新約聖書を構成する27の文書のうち,21通が個人から個人へ,あるいは教会へあてた「手紙」です。それらは論文でも報告書でもなく,私たちも折に触れてしたためる手紙そのもの。そんな手紙が2,000年もの間,聖書として読まれ続けて来ました。押し付けられたからではありません。手紙の中に,他では決して得ることのできない至高の宝,神様からのメッセージが込められているのを,人々は自ら見つけ出してきたからです。


*聖書は特に断りがない限り、全て新共同訳聖書(©1987 日本聖書協会)から引用しています。
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