10月17日(日)の礼拝


説教:「天の国はその人たちのもの」


Words今週のみ言葉(聖書朗読箇所)から

マルコ10:37「二人は言った。『栄光をお受けになるとき、わたしどもの一人をあなたの右に、もう一人を左に座らせてください。』」
 ヤコブとヨハネが願い出た内容は突飛にさえ聞こえます。「何でそんなとんでもないことを言い出したのか」という感じです。でも彼らはそれまで一生懸命イエス様に仕えてきたのです。このお願いをしている間も彼らは一生懸命です。そしてその一生懸命な立場に立って考えてみると,私達自身も彼らの願いとは決して無縁ではないことがわかってきます。自分の一生懸命さを何に対してよりも優先させてしまう時代に,私達も生きているからです。

マタイ5:3「心の貧しい人々は、幸いである、天の国はその人たちのものである。」
 先週分かち合った「よく聞きなさい」,「聞く耳ある人は聞きなさい」,「何を聞いているかに注意しなさい」のみ言葉を踏まえながら,今日は山上の説教に耳を傾けてみます。大変有名なみ言葉ですが,必ずしも「よく聞かれている」み言葉だとは言えないのではないかと思います。謎が多くて,意味がよくわからないみ言葉——このみ言葉は私達に何を語っているのでしょうか?


*聖書は特に断りがない限り、全て新共同訳聖書(©1987 日本聖書協会)から引用しています。
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