説教:「福音には力がある」
Words:今週のみ言葉(聖書朗読箇所)から
◆イザヤ61:3「シオンのゆえに嘆いている人々に、灰に代えて冠をかぶらせ、嘆きに代えて喜びの香油を,暗い心に代えて賛美の衣をまとわせるために。彼らは主が輝きを現すために植えられた、正義の樫の木と呼ばれる。」
私達は福音を大切にします。福音があるからこそ今の私達があり,教会が成り立っていると言っても過言ではありません。福音には力があります(ローマ1:16)。その力によって聴く者には大きな変化が起こります。どんな変化が起きるのでしょうか?それを教えてくれるのが今日のイザヤ書のみ言葉です。
◆ルカ4:21「そこでイエスは、『この聖書の言葉は、今日、あなたがたが耳にしたとき、実現した』と話し始められた。」
旧約聖書に記された数々の律法や預言,どれも神様の言葉ですが,それらに人を根本的に変える力はありませんでした(ローマ8:3)。しかし福音には力があります。先のイザヤ書のみ言葉に書いてあった通りの力です。どちらも同じ神様のみ言葉であるのに,何故そのような違いが生じるのでしょうか?福音は,神様が聖霊と共に送ってこられた生きた言葉,イエス様そのものだからです(ヨハネ1:14)。
*聖書は特に断りがない限り、全て新共同訳聖書(©1987 日本聖書協会)から引用しています
