説教:「父,子,聖霊」
Words:今週のみ言葉(聖書朗読箇所)から
◆創世記1:2-3 「地は混沌であって、闇が深淵の面にあり、神の霊が水の面を動いていた。神は言われた。『光あれ。』こうして、光があった。」
神の霊,神,そして神の言葉。父,子,聖霊の神は,創造の最初の場面において既に三位一体のみ姿を顕しておられます。こじつけではありません。聖書自体が――特に新約聖書の諸聖句が――繰り返しそれが正しい読み方であることを裏付けています(例えばヨハネ1:1-5,第一コリント8:6)。
◆マルコ1:10-11「そして、(イエスが)水の中から上がられるとすぐ、天が裂けて、聖霊がはとのように自分に下って来るのを、ごらんになった。すると天から声があった、『あなたはわたしの愛する子、わたしの心にかなう者である』。」
聖霊も,天からの声も,主イエス様が神の子であられることを示すために神様が起こされたエピソードであるように見えます。確かにこれらの出来事は,そういう意味合いをも含んでいることでしょう。しかしここには,単なるエピソード以上のものが私達への重要なメッセージとして込められているようです。今朝はそのメッセージとは何かをご一緒に探ります。
*聖書は特に断りがない限り、全て新共同訳聖書(©1987 日本聖書協会)から引用してい
